こぼれ話
その一〜十

その十 (2000年11月1日)
新しい材料が必要な時、よねは大抵京都の繁華街に出掛けて行きます。たまに管理人もお供します。
よねは気に入った材料が見つかるまで街を歩きます。スピードもかなり速いです。ホンマによく歩きます。
「おちょぼ」用の絣を探しまわった時、よねの万歩計の記録は7000歩を超えていました。

「鹿鳴館」に使うレースやリボンを買いに行った時は、二軒の手芸店を往復してやっと気に入った物が揃いました。
その二軒はそれほど遠くないとはいえ、電車一駅分離れています。(一軒は四条通、もう一軒は京都市役所の近所です。)
お供した管理人とその姉が「ぼちぼち帰ろか?」と聞いたところ、よねはお茶を買いたいと言い出しました。
管理人と姉「そしたら、そのお茶の店行こか?」
よね「ちょっと遠いえ?あんた等しんどかったら、もうええけど…どうもないか?(余裕綽々)
管理人「(この余裕はいったいどこから来るのか…)」
管理人の姉「(孫に向かって言う言葉とちゃうがな…)」
一行はその後、また電車一駅分弱の距離を歩いてお茶を買いに行きました。
この日よねは万歩計をつけていなかったのですが、もしつけていたら…どんな記録が生まれていたでしょうね?

その九 (2000年10月25日)
よねは娘(よねの長女…管理人の伯母)と二人暮しをしています。(管理人はそこから自転車で3分の所にいます。)
伯母は自分のパソコンを持っているので、よねは自宅で「よねのおさいほうばこ」をちゃんと見られるわけですね。

よねと三人の娘達(管理人の母は次女)は旅行を計画しています。燃え尽き状態から復活したようですね。
昨日 伯母がやって来て、母と旅行先について相談していました。
「母ちゃん(もちろんよねの事)て、沖縄行ったこと無いんとちゃう?」
伯母「そやけど…沖縄はなぁ…ハブに噛まれたらかなんし…」
母&管理人「そんな観光地にウヨウヨいてないって!」
そして昨日の今日、一人で訪ねてきたよねに何気なく聞いたところ…
管理人「おば〜ちゃん、沖縄とか行きたない?」
よね「沖縄はハブがいるからかなん。」
母&管理人「(ぎゃふん…)」
母娘って時を経てますます似るものなんですね…沖縄にお住まいの方、申し訳ございませんでしたm(__)m
旅行先は北海道に決定しそうです。(おば〜ちゃん、おばちゃん!熊の心配はしないのか?!)

*「かなん」=「かなわない」「嫌だ」という意味です。

その八 (2000年10月18日)
法事も無事済み ななちゃんもおうちに帰ってしまって よね宅は今、疲労感と空虚感と達成感に包まれています。
よね「…燃え尽きたわ…」
よねは今日、残った一仕事(親類宅に粗供養を届ける)のために気合のパーマをあてに行ったそうです。
お届けが済んだら、ぼちぼちとお裁縫を再開することになるでしょう。現在、五つの作品を計画中!(多いって(^^ゞ)
皆様、気長にお待ちくださいませ。(とか言いつつすぐ出来たりして…よねの作業スピードはなかなか侮れないので)

それまでの場つなぎと言うわけではありませんが、モデルドールのポートレイトのコーナーを新設したいと思っています。
来週あたりからチョコチョコとアップしていきますので、また見てやってくださいね。
MYデジカメも買ったし…ニヤリ(今までは借り物! 爆)

その七 (2000年10月12日)
去る8日(日曜日)よねの旦那様の十三回忌の法要のため、よね宅に親族が集まりました。
都合が悪くて来れなかった人もいたのですが…普段は静かな3LDKは空前絶後の人口密度を記録しました。
その内訳は下記の通り(よねから見た続柄)です。

弟 弟の嫁 娘3人 娘婿2人 孫8人(男3人 女5人) 孫の婿  ひ孫4人(男1人 女3人)…なんと総勢20人!
(お坊様が来て下さっている時は21人だったわけですね。)

このところ、お正月でもここまでは集まっていなかったので久々の大集合です。
どうやらこの一族は声が標準よりデカいようです。特に女性陣…というか女性陣のみデカい声です。
特にこの日は今年誕生したひ孫2人が初めて同席(?)したので、その盛り上がりたるや、もう…
おば〜ちゃんズ&おばちゃんズ「なぁ〜なちゃぁ〜ん」「るぅ〜なちゃぁ〜ん」
赤ちゃんズ「うきゃぁ〜」
よね「ああもう、ややこしい〜」
男衆「……」
とても騒々しい賑やかな一日となりました。よねさん、お疲れ様でした!

その六 (2000年10月4日)
今、よねの家ではひ孫の「ななちゃん(生後三ヶ月)」を預かっています。
そのため、お裁縫は少しお休み中です。いろいろ計画を立てているようですが…
よね(曾祖母)とよねの娘(祖母)の「ななちゃ〜ん」「な〜なちゃぁ〜ん」という黄色い声が飛び交っています。

ちなみに「ななちゃん」より40日はやく産まれたひ孫は「るなちゃん」といいます。
よね「『な』ばっかりやな…ややこしいわぁ。『はなちゃん』(娘一家の飼い犬)もおるしなぁ。」
管理人「こんがらがるなぁ。」
よね「あれ、『りなちゃん』ておらんかったかな。」
管理人「…『リナ』はジェニーちゃんのお友達ですわ…」

よねさん、ドール道まっしぐらですな。

その五 (2000年9月27日)
新作「留学生」さんをアップしました。「ノアドローム4番ヘッド」さん、髪型あまり変わらないような…(笑)
もう少しいい写真が撮れないものかと管理人反省。特に全身像…ピントとか構図とか…これから精進します。

25日の月曜日によねと「櫛まつり」を見てきました。京都の安井金毘羅宮の櫛塚で櫛供養を行った後、
古墳時代から現代までそれぞれの時代の結髪と装束を纏った人たちが、京都の街を練り歩くのです。
面白かったのですが、練り歩き方の速いこと速いこと…おまけに普通の通行人も一緒になって歩いてくるし…(笑)
「日本の髪型  伝統の美 櫛まつり作品集 京都美容文化クラブ」という本が光村推古書院から
出版されていますので、興味のある方はご覧になってみてください。じっくり見るならこっちです。

その日の夜、管理人がテレビを見ていると「櫛まつり」の事をニュースでやっていました。
「ああ、この花嫁さんも舞妓さんも見た見た(当たり前)」と思いながら、行列の映像をぼんやり見ていると…
「これ、私や…(爆)」
なんと管理人、生まれて初めてテレビに映ってしまいました。画面の隅をカメラを持ってノシノシ歩いていました(汗)
テレビカメラが来ていたのは知っていたけど、まさか…油断大敵ですね。よねは映っていませんでした。残念?

その四 (2000年9月20日)
「わたしのドールブック」シリーズは1/6ドールファンにとっては必需品でしょう。よねもお世話になっています。
ただ「ロングドレス編」は一種類のドレスを縫うのに必要な型紙が、本のあちこちにバラバラに掲載されていたので
よねと管理人は大混乱してしまいました。これは「鹿鳴館」制作時のこぼれ話です。

使う型紙が載っているページがわかりやすいようにゼムクリップで挟んでおこうという事になって
よねが道具箱(またしても)からクリップをたくさんテーブルの上に出していました。
ページに指を突っ込んで待っていた管理人が「ちょうだい」と言ったところ…無い。クリップがどこにも無い。
管理人「あれ?たくさん出してたんとちゃうの?」
よね「そうやんなぁ…私、今出してた筈やのに…」
テーブルの上にはやっぱり見当たらず、真下の床にも落ちていません。周りをいくら探しても見つかりません。
よね「いやぁ…知らん間に、またしまったんやろか私…」
管理人「それはないやろ〜おかしいなぁ…」

大量のクリップはいったいどこに消えたのか…それは意外な所で見つかりました。
よねの手首の磁気ブレスレットに全部くっついていましたとさ。
多分、箱から出してテーブルに置くやいなやブレスレットに吸い付いていったんでしょう。びっくりした…。
よね曰く「あ〜ボケたんかと思った…よかったぁ」 いや、全くです(爆笑)

その三 (2000年9月13日)
今までドールの髪にはあまり手を加えていなかったのですが、「ノアドローム4番ヘッド」さんのヘアスタイルを
変えてみようということになりました。いわゆる「お湯パーマ」をあてるのです。

よね「パンの袋とか捻ってとめる針金みたいなのをロッド代わりに使うんやったな?それ、ちゃんととってあるしな…」
管理人「(道具箱から5、6本出してくるのを見て)もうちょっと無いかなぁ?」
よね「あれ?もっとあったと思ったのに…こっちにしまっといたんやろか?(台所の引き出しを探し始める)」
管理人「このアートフラワーの材料みたいな針金(道具箱に入っていた)が使えそうやから、ええよ?」
よね「ちょっと待ってな、この辺かもしれへんし…」

5分後…よねは引き出しの大掃除に没頭していました。
よね「見て見て、このヨッ○モックの缶(引き出しの仕切り用)相当古そうやなぁ。」

「ノアドローム4番ヘッド」さんの新しいヘアスタイルは近日公開予定です。。ご期待ください。
そういえばパーマを「あてる」というのは関西弁らしいですね。標準語では「かける」だそうです。

その二 (2000年9月6日)
1/6ドール…よく考えたら一般的な言葉とは言えないですね。読んで字の如く「人間の1/6サイズの人形」です。
女性の方なら「リカちゃん人形」などのお人形で遊んだ記憶をお持ちだと思います。
男性の方には「GIジョー」などの12インチフィギュアと言った方がわかりやすいでしょうか?
身長は「おちょぼ」が22センチ、「風の盆」の男性が30センチといった所でしょう。

よね「あんたがよう言う1/6ドールって何え?」
管理人「おば〜ちゃんが今、手に持ってる人形の事やがな!人の1/6サイズなんよ、それ…」
よね「若い人の1/6サイズなんやなぁ…」
管理人「なんぼ若い人でもこんな人おらんて。これ単純に六倍したら怖いやろ?」
よね「…でも、こんな細いウエストやったらええなぁ…」(遠い目)
管理人「…ホンマやなぁ…」(遠い目)

…まさしく「リカちゃんは女の子の夢とあこがれです。」ですね…

その一 (2000年8月30日)
ちょうどホームページを開設してから一週間が経ちました。その間、よねのテンションは上がりっぱなしです。
お会いしたこともない方々から、直接ご感想をお寄せいただくなんて…
大正生まれに押し寄せたIT革命の波は、少々刺激的だったようです。(管理人にとってもですが)

ご感想を下さった方々の中には、ご自身でドールサイトを運営されている方がたくさんいらっしゃいました。
あちこちのサイトの色々なドールを見て、よねは更にカルチャーショックを受けていました。
特に今日リンクを貼らせていただいた「黒鳥館」は衝撃的だったようです。
ドールが演じる物語を堪能したよねの一言…
「私もお話を作らんとあかんのかなぁ…」
…真似せんでええっちゅうねん…
よねは意外と影響を受けやすい人のようです。こんなよねを、皆様よろしくお願いします。

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